台湾西部ハイテクの道を実現し、現有の新竹サ イエンスパークおよび南部サイエンスパークを連接す ることを目的として、中部サイエンスパークは大肚 山台地に誕生しました。2002年9月23日に、行政院に より中部サイエンスパーク設置計画書（院台科字第 0910046512号文書）が承認されてまもなく、2003年7 月28日に中部サイエンスパークは友達光電と共同で起 工式を行い、これより中部サイエンスパークの「同時 開発、同時運営」の歴史が展開されました。

中部サイエンスパーク2003年7月28日の起工から17年も過ぎました。現在、本局が管理する土地には、開発済みの台中パーク466ヘクタール、虎尾パーク96ヘクタール、后里パーク256ヘクタール、そして開発中の二林パーク631ヘクタール、中興パーク37ヘクタールが含まれ、開発総面積は1,485ヘクタールに達し、全ての土地の賃貸率は74.2%、標準工場賃貸率は98%です。2019年は新たに18社の企業を誘致し、計画投資金額が58.12億元、売上額が7,972億元に達しました。2020年5月末時点で、就業者が51,621人以上、企業誘致数が210社に達し、計画投資累計金額が新台湾ドル2兆1569億元を超えました。

台中パークは台中市大雅区と西屯区の境界に位置し、 面積は466ヘクタールです。交通システムは国道1号線、3 号線、中彰快速道路と直通し、高速鉄道烏日駅から9.2km の距離にあります。近隣には台中港と台中空港があり、 陸海空の交通網が整っており大変便利です。台中パークは ロケーションが最適で、気候がよく、周辺都市機能が完備 しているなど、環境的優位性があることから、「長期発 展」と「地域の風貌の保存」を主軸としてパーク全体の中 心的企画を展開し、ハイテク産業が魅力を感じ、人が安心 して住めるグリーンパークを創造しました。

虎尾パークは雲林県虎尾鎮西北に位置し、面積は96ヘクタールです。東側に近接する高速鉄道駅特定区は、2015 年7月に駅が完成する予定で、将来高速鉄道の運営を結合すれば、健康と機能を兼ね備えた緑地パーク及び生活圏とし て迅速に発展すると思われ、産業の生命力が期待されます。

后里パークは台中市后里区に位置し、台中パークから約11kmの距離にあり、豊原都会商圈から近く、面積256ヘクタールで、うち148ヘクタールが産業専用区です。パークは后里と七星の二つの基地から成り立ち、それぞれ后里区都市計画区の南北両側に位置します。主に光電、半導体、精密機械などの産業の工場が設置され、后里地区の産業資源を統合し、経済の繁栄が期待されています。

二林パークは彰化県二林鎮に位置し、国道 1号線員林インターチェンジから西へ約6.3kmの所にあります。基地は台糖万興農場および大排沙農場までを含み、面積は631ヘクタールあります。うち事業専用区の面積は343ヘクタールで、引き続き精密機械などの企業を誘致する計画です。

中興パークは南投県の西北隅に位置し、 面積は37ヘクタール、草屯鎮から4km、南投市 から6kmの距離にあり、南投県中興新村（南内轆 地区含む）都市計画区に属します。本パークは中 興新村に従来の事務人材と施設・設備を継続して 使用し、文化創意類、ハイテク研究開発類などの 産業を誘致しています。